いよいよアップルジェリーの季節です。
この季節になるとアップルジェリーを作ります。
アップルジェリーは欧米では昔から作られているものみたいです。
保存食と言うか、ジャムなので紅茶に溶かして楽しんでいたようです。
用意する材料はりんご(紅玉)と砂糖、あとは煮る水だけです。
透明感があって色もきれいなので、毎年作っているお菓子好きな方も多いです。
アップルジェリーを作るには、紅玉のような酸味のあるりんごを使います 。
今年もきれいに色づいた紅玉を分けていただきました。
紅玉をよく洗って丸ごと水で煮ます。
切らなくてもそのままで大丈夫です。
4時間くらい煮るので、芯まで柔らかくなります。
種の周りや皮に含まれているペクチンが溶け出すまでしっかり煮ます。
りんごのエキスを丸ごといただく感じですね。
本来なら、袋に入れて一晩つるして濾すんですが、ザルにキッチンペーパーを敷いて濾します。
一晩置くとエキスがしっかり下に落ちています。
残るのは皮とか芯の固いところなど繊維のあるところです。
このエキスを半分くらいまで煮詰めてから、砂糖を加えます。
ジャムが固まるのはりんごに含まれているペクチンがあるからです。
ペクチンと酸・砂糖が合わさってゼリー状に固まります。
このくらいになったら出来上がりです。
ビンに詰めてからオーブンで加熱殺菌します。
糖度も高いので1年くらいは持ちます。
今年はパック入りのジャムも作ってみました。
袋に入れてみたら、思っていたよりもかわいくなりました。