清内路かぼちゃ
長野県の伝統野菜、「清内路かぼちゃ」です。
元は明治期に北海道で生産されていた「デリシャス」というかぼちゃらしいです。
北海道の「デリシャス」は現在は姿を消しているようですが、どういう経路をたどったのか、今では「清内路かぼちゃ」として清内路に根付いています。
皮の色は薄緑色だったのですが、いただいてから暖かいところに置いておいたらこんな色になりました。
「清内路かぼちゃ」は日持ちが良く、9月ごろに収穫したものを保存しておいて冬至に美味しくいただきます。
かぼちゃは収穫後に追熟させます。
しばらく置くことででんぷん質が糖に変わり甘みが増していきます。
切ってみると、皮のところまで鮮やかな色でしっかりしています。
本来の「清内路かぼちゃ」の形は切るとハートのような形をしているようです。
中の種を取って火を通しやすいように切ります。
今回は電子レンジを使って火を通しました。
ペーストにするので、茹でるよりもレンジの方が丸ごと使えるので便利です。
なめらかで甘みもしっかりあります。
柔らかくなったら裏ごしします。
ペーストにしたら使う分量に小分けして冷凍しておきます。
清内路かぼちゃを使ったシフォンケーキです。
かぼちゃの色が濃いので綺麗な色がでます。
しっとり柔らかなシフォンケーキができました。
かぼちゃの味と香りもしっかりあります。
清内路かぼちゃを使ったプリンです。
こちらも綺麗な色で、味も最高です。
カラメルソースとの相性も良くおいしいです。