「南信州桃まるごとジャム」をつくりました。

桃のジャムを作りました。

その名も、「南信州桃まるごとジャム」

このジャムは作るのに3日かかります。

そんなわけで、この記事も長くなりますのでお付き合いお願いします。

桃のジャムは、今年はじめて作ったので、いいなと思うまで3回仕込みました。

柔らかい桃から固めの桃まで試してみましたが、

固めの桃を使った方が果肉の食感が残って桃らしくなりました。

 

 

固めの桃を選んでよく洗います。

 

 

皮をむいて、角切りにします。

桃の果肉にも色が付いているものを使うと色が残ってきれいなジャムになります。

今年はこのぐらいの色の桃を使いましたが、

赤鳳という桃をつかうともっと赤い色が出そうです。

来年は赤鳳を使ってみようと思っています。

 

 

桃が切れたら、砂糖をまぶして冷蔵庫に一晩置きます。

一日目はここまでです。

 

 

翌日になると水分が出てきます。

桃のおいしさはこの水分の多さだと思います。

 

 

ボールにざるを置いて桃をザーっとあけます。

このまましばらく置いて水分を濾します。

 

 

濾したジュースの方に砂糖とレモンの輪切りを入れて火にかけます。

レモンは皮をむいて輪切りにしたものです。

ジャムが固まるのは、ペクチンと砂糖と酸がそろったときなので、

ここではレモンの酸とペクチンを追加します。

 

 

レモンの酸とペクチンが十分出たところで濾します。

皮をむいてあるのでレモンが入っているようには感じないかもしれません。

 

 

ここで桃の実を入れて煮ます。

ジャムのように固まりそうな感じになったら火から下ろします。

固まりそうな雰囲気にはなりますが、火から下ろした段階ではまだ液体の状態です。

ここで冷ましてから、また一晩置きます。

 

 

いよいよ3日目です。

こんな感じになりました。

どうして一晩置くかというと、桃の果実と周りのジャムの糖度を合わせるためです。

ジャム状に固まりかけているので、どの程度煮詰めるか様子をみます。

 

 

また火にかけて、様子を見ながらもう少しとろみが出るまで煮詰めます。

 

 

あとはビンに詰めます。

お湯を張ったバットに並べてオーブンで加熱殺菌します。

 

 

これで「南信州桃まるごとジャム」の出来上がりです。

 

 

果肉もいっぱい入っておいしそうでしょ!